はじめに
「ゲームを始めたいけれど、どんなPCを選べばいいか分からない…」
こういう悩みは結構聞きますよね。
ゲーミングPCの選択は、ゲームの楽しさを大きく左右しますし、多種多様なスペックや機能がある中で、最適な一台を見つけるというのもなかなか難しいですよね。
では今回はそんな初心者の方へ、私達が2023年最新のゲーミングPC選びのポイントをご紹介しましょう!
この記事では、初心者でも理解しやすいように、PCの基本から人気ゲームタイトルごとの推奨スペック、予算に合わせた最良の選択肢までを網羅的に解説していきます。
2023年における最新のゲーム体験に必要なPCスペックは何か、コストパフォーマンスを最大化するためのポイントは何か、この記事を通してあなたにぴったりのゲーミングPCを見つけるためのポイントを紹介していきます!
初めてのPC選びでもこのガイドがあれば、適切なPC選びができるはずです!
人気タイトルのゲームに必要なゲーミングPCのスペックとは?
PCの必要性能は遊ぶゲームによって変わってきます。今回は人気どころである以下の5つのゲームに焦点を当てて説明していきます。
- Fortnite(フォートナイト)
- Leage of Legends(リーグオブレジェンド)
- CS2(旧CSGO)
- Valorant(ヴァロラント)
- Apex Legends(エーペックス レジェンズ)
Fortnite(フォートナイト)
- 公式ホームページ:
フォートナイトのゲームタイプはTPSのバトルロワイヤルとなっています。
フォートナイトは比較的新しいPCを要求されるゲームです。
例えば一般的なFull HD以上のモニターを使い、より良いグラフィックで楽しみたい場合は推奨スペックより更に高いスペックが必要になります。
- 最低要件
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel Core i3-3225 | Intel HD 4000 / Radeon HD 7870 | 8GB | 15GB | Windows 7/8/10/11 64-bit |
- 推奨スペック
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel Core i5-3300 / AMD Ryzen 3 1200 | NVidia GeForce 560 / AMD Radeon HD 6950 / Intel UHD 630 | 4 GB | 16 GB SSD | Win 10 (64-bit) |
Leage of Legends(リーグオブレジェンド)
- 公式ホームページ:
LoLのゲームタイプはMOBAになります。LoLは低スペックなPCでも快適に遊べることで知られています。
Full HD以上の高解像度でのプレイを望む場合は、推奨スペックを考慮すると良いでしょう。
- 最低要件
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel Core i3-530 / AMD A6-3650 | NVidia GeForce 9600GT / AMD HD 6570 / Intel HD 4600 | 2GB | 16 GB HDD | Win 7, 8, 10 (32/64-bit) |
- 推奨スペック
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel Core i5-3300 / AMD Ryzen 3 1200 | NVidia GeForce 560 / AMD Radeon HD 6950 / Intel UHD 630 | 4 GB | 16 GB SSD | Win 10 (64-bit) |
Counter Strike 2 (カウンターストライク2)
- 公式ホームページ:
CS2のゲームタイプはFPSになります。今回取り上げたゲームの中では、最も要求されるスペックが低いゲームになります。
そのため他のゲームの最低要件を満たしていれば間違いなく動くでしょう。
- 最低要件
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
1.7 GHz | DirectX 8.1 | 512MB | 4.6 GB | Windows 7 (32/64-bit)/Vista/XP |
- 推奨スペック
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Pentium 4 (3.0 GHz) | DirectX 9 level Graphics Card | 1 GB | 4.6 GB | Windows 7 (32/64-bit)/Vista/XP |
Valorant(ヴァロラント)
- 公式ホームページ:
ValorantのゲームタイプはFPSになります。Valorantは最適化が良い(出来がいい)とされ、低スペックのPCでも十分に楽しめます。
ただし、競技プレイを目指したいという場合には、より高性能なスペックが望ましいです。
- 最低要件
CPU | GPU | メモリ | OS |
---|---|---|---|
Intel Core 2 Duo E8400 / AMD Athlon 200GE | Intel HD 4000 / AMD Radeon R5 200 | 4 GB | Windows 10/11 64-bit |
- 推奨スペック
CPU | GPU | メモリ | OS |
---|---|---|---|
Intel i3-4150 / AMD Ryzen 3 1200 | GeForce GT 730 / AMD Radeon R7 240 | 4 GB | Windows 10/11 64-bit |
Apex Legends(エイペックス レジェンズ)
- 公式ホームページ:
Apex LegendsのゲームタイプはFPSのバトルロワイヤルになります。今回取り上げたゲームの中では最も要求されるスペックの高いゲームになります。
スムーズかつ高品質なグラフィックでゲームを楽しみたい場合は推奨スペック以上を目指しましょう。
- 最低要件
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel Core i3-6300 / AMD FX-4350 | NVIDIA GeForce GT 640 / Radeon HD 7730 | 6GB | 22 GB | Windows 10 64-bit |
- 推奨スペック
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | OS |
---|---|---|---|---|
Intel i5 3570K | Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | 8 GB | 22 GB | Windows 10 64-bit |
PC選びの基本知識
ざっと各ゲームの最低要件と推奨スペックを記載しました。
でも「いきなりゲームで遊ぶのに必要なスペックを見せられてもわからないよ!」という方がほとんどだと思います。
ここからはPCスペックについて理解するために必要な基本知識を説明していきます。
CPU (中央処理装置)
PCの「脳」とも言える部品で、すべての計算とデータ処理を行います。高性能なCPUは、より速く複雑なタスクを処理できます。
GPU (グラフィックボード)
画像やビデオの処理を担当し、特にゲームやビデオ編集において重要なパーツです。高性能なGPUは、高解像度で滑らかなグラフィックスを提供します。
RAM (ランダムアクセスメモリ)
一時的なデータ保存に使用されるメモリで、プログラムや現在使用中のデータを一時的に保持します。RAMが多いほど、多くのアプリケーションを同時にスムーズに実行できます。
つまり、簡単に言うと、作業台が広いので作業がスムーズにできるということです。
ストレージ
データを永続的に保存する部分で、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。SSDはHDDよりデータの読み書きが高速ですが、容量に対して価格が高めになります。
マザーボード
すべてのPC部品を接続し、通信を可能にする基盤です。マザーボードは、搭載できるCPUやメモリの数など接続できる部品のタイプと数を決定します。
CPUファン
CPUファンはCPUを冷やすためのファンです。空冷、簡易水冷、本格水冷と種類があります。
空気で冷やす空冷が一般的です。
ケースファン
ケースファンは、ケース内の空気の流れを作り、空気を取り入れ(吸気)、CPUやGPUなどで発生した熱を排熱するための働きをします。
電源ユニット (PSU)
PCのすべてのパーツにに電力を供給するパーツです。信頼性のあるメーカーで、PCのスペックに対して十分な電源容量があるものを選ぶのがよいです。
PCケース
PCの部品を収納し、保護する箱です。パーツによる排熱を効率よく行う為に、通気性や拡張性に優れたケースを選ぶことが重要です。
メーカーに注文して組んでもらい完成した状態で届くBTO(Build to Order)のPCでは最初から決まっていて基本的に変えることができません。
これらのパーツの中で、ゲーム性能において特に重要なのが以下の3つ!
・CPU(中央処理装置)
・GPU(グラフィックボード)
・RAM(ランダムアクセスメモリ)
ゲーミングPCの予算はいくら必要なのか
では結局どの程度の予算で快適に遊べるゲーミングPCが買えるのか。
ここではそんな予算についてお話します。
まず結論としては、ゲーミングPC本体の予算として最低限13万円ほど用意することをお勧めします。
実際、先ほど紹介したゲームの推奨スペック満たすだけならば、かなりリーズナブルに購入することができます。
しかし、最初からやりたいゲームなどが明確に決まっていることが少ないことや、ある程度長く使うことを考えると予算を増やして、より性能の高いPCを買うのが一番コストパフォーマンスの高い買い方だからです。
自作PCやBTOのPCでも、購入後にPCパーツを交換してスペックを上げることは可能ですが、ある程度の知識が必要なのと、新しいパーツ代が案外かかってしまいます。
以上のことから我々としてはより長持ちをさせて、満足できるPCを選んでもらいたいため、予算としては13万円以上を強く推奨いたします!
予算別BTO PCの紹介
初心者の方がPCの買い方として選ぶであろうBTO PCを予算別に紹介いたします。
今回はドスパラさんのBTO PCを紹介いたしますが、BTO PCを販売しているメーカーはたくさんあります。
BTOとは「Build To Order」の略称で、受注生産を意味します。
組み立て済みであるため、購入後すぐに遊ぶことができるものです。
13万円のBTO PC
GALLERIA RM5C-G50 SSD500GB搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版』
- 主要スペック:
- CPU: [Core i5-13400F]
- GPU: [GeForce GTX 1650 4GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [500GB (NVMe Gen4)]
- その他の特徴: [MinecraftとXbox Game Passが同梱されており、ゲームを買わなくてもいきなり遊べます]
- 性能の概要: このPCはCPUがCore i5-13400Fで、グラフィックボードにGTX 1650が搭載されているので、取り上げたゲームの中では十分な性能を持ち合わせています。コストパフォーマンスは良いといえますが、最新のゲームに対しては若干不安が残るかもしれません。予算があるなら1~2TBほどストレージをカスタムで追加しましょう。
- 商品URL:
GALLERIA RM5R-R46 SSD500GB搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版』
- 主要スペック:
- CPU: [Ryzen 5 4500]
- GPU: [GeForce RTX 4060 8GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [500GB (NVMe Gen4)]
- その他の特徴: [MinecraftとXbox Game Passが同梱されており、ゲームを買わなくてもいきなり遊べます]
- 性能の概要: このPCには13万の予算でグラフィックボードにRTX 4060が搭載されていることからコストパフォーマンスが良いです。取り上げたゲームはもちろんのこと、最新のゲームも快適にプレイできると思います。予算があるなら1~2TBほどストレージをカスタムで追加しましょう。
- 商品URL:
17万円のBTO PC
GALLERIA XA7R-R46T 5700X搭載『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版』※おすすめ!
- 主要スペック:
- CPU: [Ryzen 7 5700X]
- GPU: [GeForce RTX 4060 Ti 8GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [1TB NVMe SSD]
- その他の特徴: [MinecraftとXbox Game Passが同梱されており、ゲームを買わなくてもいきなり遊べます]
- 性能の概要: このPCはバランスが取れており、CPUにRyzen 7 5700X、グラフィックボードにRTX 4060 Tiが搭載されているので、性能は十分です。今回取り上げたゲームはもちろんのこと、最新のゲームも快適にプレイできると思います。ストレージは最初から1TB搭載されています。更に必要な方のみカスタムで追加すると良いと思います。
- 商品URL:
GALLERIA RM5C-R46T SSD500GB搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版』
- 主要スペック:
- CPU: [Core i5-13400F]
- GPU: [GeForce RTX 4060 Ti 8GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [500GB (NVMe Gen4)]
- その他の特徴: [MinecraftとXbox Game Passが同梱されており、ゲームを買わなくてもいきなり遊べます]
- 性能の概要: このPCはCPUがCore i5-13400Fで、グラフィックボードにRTX 4060 Tiが搭載されており性能は十分で、今回取り上げたゲームはもちろんのこと、最新のゲームも快適にプレイできると思います。予算があるなら1~2TBほどストレージをカスタムで追加しましょう。
- 商品URL:
21万円のBTO PC
GALLERIA XA7R-R47 5700X搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版』※おすすめ!
- 主要スペック:
- CPU: [Ryzen 7 5700X]
- GPU: [GeForce RTX 4070 12GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [1TB NVMe SSD]
- その他の特徴: [MinecraftとXbox Game Passが同梱されており、ゲームを買わなくてもいきなり遊べます]
- 性能の概要: このPCにはRTX4070が搭載されていることからゲームのパフォーマンスが高く、ストレージが最初から1TB搭載されています。このゲーミングPCならディスプレイはWQHDのモノを選んでも問題ありません。ストレージは更に必要な方のみ追加しましょう。
- 商品URL:
GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載
- 主要スペック:
- CPU: [Core i7-13700F]
- GPU: [GeForce RTX 4060 Ti 8GB]
- メモリ: [16GB]
- ストレージ: [500GB NVMe SSD]
- 性能の概要: このPCはCPUにCore i7-13700FとグラフィックボードにRTX 4060 Tiが搭載されていることから十分なスペックがあります。取り上げたゲームはもちろんのこと、最新のゲームでもプレイが可能です。予算があるなら1~2TBほどストレージをカスタムで追加しましょう。
- 商品URL:
- 商品URL(※セーフティサービスモデル):
※サブスク型のサポートであるセーフティサービスに加入必須
時々セールもしていて、割引やストレージの増量などがされることがあります。
積極的に狙うと良いですよ!
PC購入時の注意点
保証、サポート、アフターケアについて
ゲーミングPCをこれから購入される方は購入した後のことで不安に感じることは多いと思います。
突然ゲーミングが立ち上がらなくなった、画面がおかしくなったなど様々なトラブルはつきものです。
そこでゲーミングPCを購入する際、重要なのが保証、サポート、そしてアフターケアです。
これらのサービスは、万が一のトラブル発生時に大きな安心感を提供します。
先ほど商品紹介をしたドスパラさんのサービスについて紹介します。
延長保証
購入時に付帯する標準保証を商品価格の最大18%で最大5年まで延長できます。
これにより自然故障でのトラブルに対応できます。
サポート
チャットや電話で問い合わせが可能です。
追加料金で、更に手厚いサポートが受けられます。故障やトラブルだけでなく操作方法や設定方法等のサポートも受けられます。
アフターケア
セーフティサービスというサブスク型のサービスです。日常のアクシデントから、メンテナンス、修理対応などドスパラさんでのサポートが手厚くなるサービスになってます。
アフターケアでは、有償修理後の保証を伸ばすことができます。ノーマルは1年まで、プレミアムは2年伸ばすことができます。10万まで修理費が免責されます。
OS(オペレーティングシステム)の選び方
これからBTO PCを買われる方は基本的にWindows11が選ばれるので問題ありませんが、自作PCを組まれる方や中古のBTO PCを買われる方は、Windows10が使われている可能性があります。
Windows10は最新にアップデートされた状態でも、2025年10月14日にMicrosoftのサポートが切れることが決まっています。
OSのサポートが切れたまま使い続けるのはセキュリティ上リスクがあります。
そのため、今からゲーミングPCを買われる方は最初からWindows11が入っているPCを選ぶか、Windows10からWindows11にアップグレードすることをおすすめします。しかし使用されているPCパーツが古い場合対応してないことがあるので、ご注意ください。
セキュリティ対策について
セキュリティ対策としてウイルス対策ソフトが勧められることがあります。
フォーチュンフェスタとしては基本的に用意する必要がないと考えています。
理由としてはWindowsで標準搭載されているWindows Defenderが、ほとんどのユーザーにとって十分な機能があるからです。
もちろん、PCの利用状況や個人のこだわりによっては追加のセキュリティソフトウェアを検討することも一つの選択肢です。
終わりに
今回は人気ゲームタイトルごとの必要スペックから各PCパーツの基本知識、さらに予算に合わせたPC選びのアドバイスまでをご紹介しました!
購入後の保証やサポートについても理解して、安心してゲーミング体験を楽しむ準備ができたのではないかと思います。
案外予算が13万円程度からでも、高いコストパフォーマンスを持つゲーミングPCがありましたね~。
2023年におけるゲーミングPC市場は、初心者にとって結構取っ付きやすい価格帯に落ち着いてるんですね。
そうですね、ゲーミングPCも市民権を得てきたかなって感じです。
是非このガイドを活用して、あなたにとって最適なゲーミングPCを見つけ、ゲームライフを存分に楽しんでください!
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