第二新卒のエンジニア転職記

第二新卒のエンジニア転職記 ポエム

まえおき

転職してから半年経ったので、振り返ってみて色々と考えたことがあったので、簡単にですが、書いてみました。
社会人3年目で、エンジニアとしてはジュニアレベルだと思うので、同じ境遇の方の参考になれば幸いです。

にこげ
にこげ

書ける範囲で書きたいので、しばらくの間は更新する予定です!

転職のきっかけ

転職を考え始めたのは、寮の窓のない部屋での生活が健康に悪影響を及ぼしていることを実感した時でした。
基本的に毎日出社していたものの、たまにある在宅勤務や、仕事以外の時間をその部屋で過ごしていると、朝も夜も明かりをつけなければずっと真っ暗。それに加え窓がないので、部屋のドアを開けないと換気ができない状態でした。
これでは人間らしい生活とは言えないと思いました。

最初にやばいと感じたのはそこに引っ越して1週間の時でした。確かその時が初めてだったと思いますが、寝坊してしまいました。その時はいろいろとありましたが、詳しい内容はここでは割愛します。
上司からも「体調が心配だ」と声をかけられるほどで、メンタル的にも決して良い状態ではありませんでした。わかりやすく数値で表すと、72kgほどあった体重が一時的に60kgまで落ちてしまいました。
親や友達からあまりの変化にびっくりされたほどです。

入社時に支給されていた布団では良くないと思い、ニトリで注文して届くのを待っていた時でした。。原因は明白で、変な時間に起きてしまい二度寝したことです。4時に起きてしまったので睡眠時間が足りず流石に寝てしまいました。変な時間に起きるのはそれまでの人生でほとんどありませんでした。

引っ越し後に周りから「顔色が良くなった」と言われたことからも、そうした環境の改善が必要不可欠だったことがうかがえます。

前職での状況

前職では中小のIT企業に勤め、大手メーカーの案件に準委任(いわゆるSES)としてアサインされていましたが、テスター、テストエンジニアとしての役割に限定され、開発そのものには関われない状況でした。開発への道もあるかもしれないと期待していましたが、SESであることからキャリアアップの道は見えず、また給与の問題もありました。アサインされたプロジェクトは炎上し続け、残業は常態化。それでいて給与は低く、長時間の通勤による負荷もありました。

一番衝撃を受けたのは、別の会社に就職した友人の残業なしで給与が減ったとの年収がほぼ同じだったことです。これが転職を決意する直接のきっかけではなかったものの、自分の労働の価値を改めて考えさせられる出来事でした。「こんなに働いてこれだけ?」という疑問が、転職への思いを強くしました。

にこげ
にこげ

頑張っているからといって給料が貰えないことは理解していました。
頑張って成果を出していても、その成果で会社にどれだけの貢献が出来ているのかというのが重要なわけです。

個人的にスキルアップを目指してプライベートの時間を活用して個人開発や学習を行いたかったですが、帰宅後にそんな時間はほとんどありませんでした。

改めて振り返ると、1年目で研修が終わり、部署に配属された後に上司に「どんなことをしたいか?」と聞かれたのは社内案件に振る為ではなく、案件を探すためだったのかと理解しました。
当時は派遣がどうこうという理解しかなく、SESというものを全く知りませんでした。就活の時に技術派遣(SES)がメインの会社は違うなと思って候補から外していましたが、まさかそれに当たるとは思いもしませんでした。企業分析などが圧倒的に足りていませんね。

退職の旨を伝えたら

面接を受けた企業(現職)から内定をもらったので、退職を決意して会社に伝えたとき、予想外の引き止めがありました。社内案件にアサインすること、若手の給与を上げる予定があるとの話でした。しかし、転職先の給与には届かず、自分の価値と将来を考えたときに、新しい挑戦を選ぶことが最善だと感じました。

私の上司は私のことをよく理解してくれていて、とても良い人達でしたが、会社としての体制などは自分にとって合わなかったようです。
実は退職間際にちょっとしたいざこざがあり、とことんやってやろうと思いましたが、そこまで労力をかけるくらいなら新しい職場で頑張った方が良いなと思いやめたという経緯があります。
やはり自分が見切った会社だっただけあり、〇そでした。

転職を経て

現職の中小メーカーでは、製品開発に深く関わることができ、テスターとしての経験も活かしながら、新たな挑戦にも挑むことができています。転職は、自分にとって正しい選択だったと思います。実際、今年の見通しでは、前職での残業ありの年収を、残業なしで大幅に上回ることができそうです。大きな決断を下すことの重要性を再認識し、それが自分の人生をより豊かにしてくれると信じています。

さらに、前職時代の満員電車通勤から開放され、通勤時間が3分の1以下になったことで、QoLが大幅に向上しました。プライベートの時間が確保でき大変満足しています。

今後の意気込み

転職を決断したことで、今の自分が形作られました。間違いなく人生はいい方向へと向かっていると感じます。テスターから一歩を踏み出し、プログラマーへと歩みを進められたことを誇りに思います。技術者としての道はまだまだ広がっているため、スキルアップを続けながら経験を重ね、将来的には個人開発や私がリーダーを務めているチームの活動を通じて、最終的には起業を視野に入れた挑戦を続けていきます。

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